ダウジングの『精度』について

ダウジングの精度に影響を与える要因

ダウジングは、ちょっとしたことで『精度』が大きく変わります。

 
特に、以下の要素は、精度に多大な影響を与えることになります。

ダウジングの精度に影響を与える要因

・『使用するペンデュラム』
・『質問の作り方』
・『(質問をする分野に対する)経験値』
・『(質問をする対象への)忌避感』
・『精神状態』
・『その他のエネルギー的要因』

 

このうち、『使用するペンデュラム』と『質問の作り方』に関しては、別の記事で取り上げているので、そちらをお読みください。

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本記事では、以下の要因について解説します。

・『(質問をする分野に対する)経験値』
・『(質問をする対象への)忌避感』
・『精神状態』
・『その他のエネルギー的要因』

 

『(質問をする分野に対する)経験値』について

『ダウジング』というのは、

「『自分が馴染みの無い分野』に関しては、得られる結果の精度は低くなるもの」
「『自分が苦手な分野』に関しては、得られる結果の精度は低くなるもの」

です。

 

と、いうのも、通常、『ダウジング』は、(『チャネリングとしてのダウジング』は”例外”として、)
基本的に、

「質問に対して『回答』するのは、『自分の潜在意識』」

だからです。

 

要は、

「『自分の潜在意識』が”知らないこと”に関しては、ダウジングの技術を使っても、正しい回答を得ることは、不可能」

と、いうことですね。

 

仮に、『チャネリングとしてのダウジング』(※当サイトでは”非推奨”)を用いたとしても、

「『答えを受け取れるだけの知識と経験』が無ければ、回答を理解することは不可能」

ですので、
やはり、

「馴染みの無い分野や、苦手な分野に関しては、精度が低くなる」

というのは同じです。

 

書籍やネットで、たまに、「潜在意識は全てを知っている」と書かれていることがありますが、
あれは、

「潜在意識は、(知っている範囲内のことに限って言えば)全てを知っている」

という意味なので、
潜在意識の性能について過信してはいけません。

 

同様に、「潜在意識は全て繋がっている」というのも、

「潜在意識は、(繋がっている範囲内に限れば)全て繋がっている」

という意味であり、
時には、

「潜在意識が繋がっている範囲内だけれども、権限が無いので、向こう側の情報にアクセスできない」

ということも普通にあるものです。

 
(「潜在意識は、決して、万能では無い」というのを検証するための手法も色々あるのですが、難しい話になるのでここでは割愛します。)

 
とりあえず、現時点では、

「いかに『潜在意識』であっても、知らないことは、知らない」
「基本的に、『自分の潜在意識』は、自分が体験したことや学んだこと”以外”は、知らない」
「たとえ外部から正しい回答を得られる状況にあったとしても、『その答えを扱える力量』が自分に無ければ、結局は受け止めきれない」

と、
覚えておいて頂ければと思います。

 

 
なお、『(質問をする分野に対する)経験値』は、
時として、

『先入観』
『思い込み』
『今はもう通用しない古い知識』

など、
精度にマイナスの影響を与えてしまうこともあります。

 

 
特に、現代では、情報や状況の変化が極めて早いので、

「『知識』や『経験』を、適切にアップデートし続けていく」

というのは、
ダウジングを行うかどうかに関わらず、極めて大事なことだと言えます。

 

『(質問をする対象への)忌避感』について

質問をする分野に対して、

『忌避感』
『コンプレックス』
『トラウマ』

などを抱えてしまっていると、
どうしても精度が低くなってしまいがちです。

 

例えば、以下のような分野に対しては、『忌避感』を持っている人が多い傾向があります。

忌避感を持たれがちな分野の例

・性(セクシャリティ)
・お金
・宗教
・親子関係、家族関係
・外見(内面”以外”への言及)

 

特定の分野に対して『忌避感』や『コンプレックス』、『トラウマ』を持ってしまっている場合、その払拭は一朝一夕には行かないので、
カウンセリングやセラピーを活用しながら長期で取り組んでいくか、あるいは、割り切って、そうした分野に対しては自分でダウジングを行わないようにするのがオススメです。

 

『自分を守るためのダウジング』においては”非推奨”な行為ですが、「ダウジングの技術を用いて他者へとアドバイスをする」という際に、
この『(質問をする分野に対する)忌避感』が発動して、

「セラピストが、クライアントに対して、的外れな(むしろ害となるような)アドバイスを行ってしまう」

という事件は、
数え切れないくらい起こっています。

 

スピリチュアル業界の中では、『性』や『お金』がタブー視されていることが珍しくないのですが、
そうした価値観を持っているセラピストに当たると、

「○○が原因での不調なんてあり得ない!」
「××が不調の原因に決まっている!」

などの決めつけが行われることが多々あります。

 
当然、そうした価値観の人がダウジングを行っても、(潜在意識レベルでその分野に忌避感を持っているため)精度は信頼に値しないものになるのです。

 

『未熟なセラピストの、感情の乱れに起因する、質の低いアドバイス』を避けるためには、

『エネルギーの歪みを知覚するスキル』

が、有効です。

 
(『エネルギーの歪みを知覚するスキル』は、『自分を守るためのダウジング』に取り組んでいれば、自然と身に付きます。)

 

ダウジングを行っているとき”以外”でも、

「あ、このセラピスト、今、感情エネルギーが凄く歪んだぞ!
 さっきの意見は、どうやら、本人のコンプレックスによるものっぽいな。」

みたいな形で気付けるようになるので、
危機回避にとても役立ちますよ。

 

『精神状態』について

『精神状態』も、以下のような形で、ダウジングの精度に大きな影響を与えるものです。

精神状態による、ダウジングの結果へのバイアスの例

・「テンションが高い時は、結果に対して『ポジティブなバイアス』が掛かりがち」
  (楽観的になり、リスクを軽視しがち)

・「不安や恐怖を感じている時は、結果に対して『ネガティブなバイアス』が掛かりがち」
  (悲観的になり、リスクを過剰に見積りがち)

・「余裕が無い時や、過度なプレッシャーを受けている時は、全体的に精度が下がりがち

 

特に、『エゴ(欲)』が絡むと、ダウジングの精度は著しく落ちることになります。

エゴが絡む質問の例

・この宝くじは当たるか?
・この株は上がるか?
・あの相手と付き合えるか?

 

『自分の精神状態』というのは、「自分では分かりにくいもの」ではありますが、

「自覚があるほど精神状態が不安定なときは、ダウジングを行わない」

というのも、
妥当な選択肢の1つです。

 

 
ちなみに、

「『守りのダウジング』を行っている限り、『精神状態によるバイアス』は、それほど問題にならないことが多い」

と言えます。

 

『精神状態によるバイアス』で、”事故”に繋がる可能性が高いのは、

「『攻めのダウジング』を行い、かつ、『エゴ』で、楽観的な方向に結果を歪めてしまったとき」

ですからね。

 

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あと、余談ですが、『精神状態のバイアスを逆手に取ったテクニック』として、以下のような解釈も可能ですので、こちらも覚えておくと良いでしょう。

・「テンションが高い時に、ネガティブな(○○するのは止めた方が良い、等)の回答を得たときには、その信頼度は極めて高いので、慎重に行動する」
・「気持ちが落ち込んでいる時に、ポジティブな(今こそ○○すべきタイミング!、等)の回答を得たときには、その信頼度は高いので、多少の無理をしてでも実行する」

 

『その他のエネルギー的要因』について

先にも書いたとおり、

「『ペンデュラムが持つ情報そのもの』(≒ペンデュラムのエネルギー)自体が、『ノイズ』となり、ダウジングの結果を”歪める”こともある」

のですが、
同じ原理で、

「『ペンデュラム”以外”のエネルギー的要因』も、『ノイズ』となり、ダウジングの結果を”歪める”こともあるもの」

です。
 

ダウジングのノイズとなるエネルギー的要因の例

・『部屋の汚れ』
・『土地のエネルギー』
・『近くにいる人のエネルギー』
・『非物質存在(守護霊など)の影響』
・『所属している宗教』
・『所属しているダウジングの流派の集合意識』

(他にも無数にあります。)

 

 
もっとも、

「エネルギー的な影響を”全て無効化”することは、現実問題として、”不可能”」

ですし、
中には、

「『ダウジングの精度にプラスの影響を与えてくれるエネルギー的要因』も、ある」

ものです。

 

なので、ひとまずは、(「エネルギー的要因のせいでペンデュラムが全く動かない!」というようなレアケースでもない限り、)

「部屋はきちんと掃除して、明らかなゴミは片付ける」
「スピリチュアルに否定的な人の目の前でダウジングを行わない」

程度の、

「『明らかにマイナスの影響を受けるような要因』を取り除く程度で、大丈夫」

です。

 

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