ダウジングの流れ
ダウジングの基本的な流れは、以下の通りです。
・(初回のみ)ペンデュラムの『初期設定』を行う
↓
・ペンデュラムを構える
↓
・『質問』をする
↓
・ペンデュラムの動きを見て、結果を確認する
(必要であれば、「掘り下げ」を行う)
昔、対面での『ダウジング講座』を開催していた頃に、何度も、初心者の方から、「ペンデュラムがひとりでに動いた!」と驚かれたことがありますが・・・
残念ながら、ペンデュラムは、ひとりで勝手に動いたりしません。
ペンデュラムが動くのは、
「持ち手が(無意識レベルで)動かしているから」
です。
なので、「絶対に自分の意思を入れないようにしないと!」などと思ってガチガチに固まると、ペンデュラムは動かなくなります。
『ペンデュラム』は、あくまでも、
『チューナーや増幅器のような役割を果たす道具』
であり、
『人間の直感力を、目に見える形で分かりやすく表現するためのツール』
です。
(例えるなら、『聴診器』や『鏡』といった道具をイメージすると分かりやすいかもしれません。
これらも、「道具を用いることで、対象の状態を比較的カンタンに把握することができるようになる」という点では同じですからね。)
ダウジングを行うにあたって、『精度』は非常に大事なので、「自分の思い込みを入れないようにする」ということは確かに必要なのですが、
そうは言っても、
「入り口の、ペンデュラムを動かす時点で躓いては、話が進まない」
ので、
「とにかく最初のうちは、精度を高めることに拘るよりも、むしろ自分の意思を入れるつもりで、楽しんで取り組むことが大事」
だと言えます。
(※ただし、軽い気持ちで『攻めのダウジング』を行うと、”事故”を起こす可能性があるので、『守りのダウジング』を行うようにしましょうね。)
持ち方、振り方
当サイトで提唱する『自分を守るためのダウジング』に限って言えば、
「持ち方や、振り方は、自由」
です。
ペンデュラムを持つのは、利き手でも良いし、逆の手でも構いません。
チェーンをつまむ形でも、あるいは、チェーンを握りしめる形でも、どちらでも良いので、自分のやりやすい方法で、ペンデュラムを持ちましょう。
先にも書いたとおり、
「ペンデュラムは、あくまでも、『自分の直感を増幅して表現するためのツール』に過ぎない」
ので、
このことさえ腑に落ちれば、
「ペンデュラムの持ち方や、振る方向などに、縛られる必要性は全く無い」
というのは、
すんなりと受け入れられるかと思います。
・・・ただし、注意点として・・・
「当サイト”以外”の、『別のダウジングの流派』でやり方を習っていて、そこで、『持ち方や振り方を厳密に指定されている場合』」
で、
かつ、
「つまみ食い的に当サイトの手法を取り入れるつもり(=流派を変えるつもりは無い)」
という人は、
「『元々の流派で指定されたやり方』に従わないと、『その流派の集合意識』に接続できず、”十分な精度が得られない”可能性がある」
ので、
気を付けてください。
(そもそもの話として、「複数の流派のやり方を『自己流』で混ぜるのは、”事故流”に繋がるので、”非推奨”」ですけどね。)
このあたりの『集合意識の仕組み』は、かなり込み入っているので詳細は割愛しますが・・・
『ダウジング』は、
『潜在意識・集合意識の性質を活用する技術』
なので、
「誰から習うか」
「どこでペンデュラムを購入するか」
「誰と一緒に行うか」
といったことも、
精度に多大な影響があるものなのです。
『初期設定』について
ペンデュラムを新調した際や、他者のペンデュラムを借りる際などには、
ダウジングを行う前に、
『初期設定』
を、
行うことが必要です。
(※ペンデュラム自体が『持ち主のクセ』を覚えることがあるので、そもそも『ペンデュラムの貸し借り』は”非推奨”ですが。)
『初期設定』のやり方としては、
『「どういった回答の時に、どういった振れ方をして欲しいのか」を、声に出して宣言しながら、わざと(意識的に)手を揺らしてペンデュラムを振る方法』
が、
カンタンでオススメです。
下記の3セットを全て行う。
・『(ペンデュラムを右に回しながら)「YESの時は右に回転します。」と、声に出して宣言する』
・『(ペンデュラムを左に回しながら)「NOの時は左に回転します。」と、声に出して宣言する』
・『(ペンデュラムを縦に振りながら)「回答不能の時や、どちらでもない時は、縦に振れます。」と、声に出して宣言する』
ここでのポイントは、
「初期設定の時点では、わざとらしいくらい大げさにペンデュラムを動かすこと」
です。
「ペンデュラムの振れ幅がどうしても小さくて困っている」という人は、『初期設定』の時点で、物凄く激しくペンデュラムを動かすようにすると、
実践の際にも振れやすくなるので、試してみてくださいね。
なお、『初期設定』は、何度でも行うことが可能です。
(『パソコンの再インストール&初期設定』みたいなイメージですね。)
ダウジングの実践中に、「振れ方が何かおかしいな?」「振り幅が小さいな」と思ったら、再度、『初期設定』を行うことで、ペンデュラムの情報をリセットすることができます。
『初期設定』が済んだら、「初期設定が正しくできているかどうか」をチェックするために、
『確実に答えが分かっている質問』
を使って、
ペンデュラムが想定通りに振れるかどうか試してみましょう。
「私の性別は男です。」
「私の性別は女です。」
→実際の性別と、逆の性別でそれぞれ試すことで、「YES」「NO」の両方がチェックできる
「1+1は、2です。」
「1+1は、3です。」
「1+1の答えは何ですか?」
→上から順に、「YES」「NO」「回答不能」と振れることをチェックする
・・・なお、中には、
『この初期設定の時点で躓く人』
もいます。
たいていは、『ペンデュラム自体の問題』(ペンデュラムが浄化されていない、等)であることが多いのですが、
レアなケースとして、
『潜在意識が混乱している人』
の場合は、
無意識下で、
「肉体は女だけど、精神は男っぽいところもあるし・・・」
「数学以外の世界では、1+1が10にも100にもなることがある・・・!」
などと考えていたりすることがあります。
こうした人の場合、独力での解決は極めて難しいため、
「ダウジング以前に、セラピーやカウンセリング等を通して、潜在意識をある程度整えるのが先決」
だと言えます。
『質問』をする
初期設定が済んで、ペンデュラムを構えたら、
『YES・NOで答えられる形の質問』
を、
行いましょう。
慣れないうちは、「質問を声に出す」と、精度が上がりやすくなります。
なお、
『「質問を作る」というのは、多くの人がイメージしているよりも遙かに奥深く、難しい工程』
なので、
『学習』
『練習』
が、
欠かせません。
→「誰にとって良いのか?」「良いとはどういうことなのか?」が不明確
「私は、○○を購入するべきですか?」
→「購入に値する基準」が不明確
「○○さんは私のことが好きですか?」
→そもそも他者の本心を知ることは不可能な上、「好き」の基準が不明確
詳しくは、以下の記事で説明しています。
ペンデュラムの動きを見て、結果を確認する
無事にペンデュラムが設定通りの方向に振れて、回答が得られたら、1セット終了です。
ただし、シンプルな質問の場合は例外として、「自分の本心を知りたい」「原因を特定したい」などのケースでは、
回答を得た時点で止めるのでは無く、
『YESになった理由』
『NOになった理由』
『他の要因は無いのか』
などといった観点から、
「掘り下げ」
を行うのが望ましいことが多いです。
また、「一応、YESには振れるものの、いつもよりも回転が小さい」などといった場合、
『条件付きのYES』
『消極的なYES』
の可能性が高いと言えます。
こうしたケースでは、
「『ハッキリとYESに振れない理由』は、○○が原因ですか?」
などといった質問を使ってダウジングを行い、回答の内容を掘り下げて行きましょう。